施設概要
開設者 | 社会福祉法人 済生会支部三重県済生会 会長 一見 勝之 |
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運営主体 | 社会福祉法人 済生会明和病院 |
開設日 | 平成12年4月1日 |
施設長 | 山川紀子 |
入所施設 | 長期入所46床(療養介護38床・医療型障害児入所施設8床) 併設短期入所専用4床 |
所在地 | 〒515-0312 三重県多気郡明和町大字上野435 Tel:0596-53-0010(代表) Fax:0596-53-0010 |
事業内容 | 医療型障害児入所施設、療養介護事業 医療併設型短期入所 児童発達支援・生活介護事業 重症心身障害児(者)相談支援事業(三重県委託事業) |
施設理念
みんなを笑顔に。ともに歩み、ともに育ち、ともに生きる。
なでしこでは、済生会の「救療済生」の理念のもとに、重度の障害のある方々の生命を守り、それぞれの生活の質を向上するために、必要とされる医療と福祉の活用をはかり、豊かな地域生活が実現するように、地域の障害児(者)の医療・福祉に貢献します。
重度の障害のある方々とその家族、なでしこの職員も含めた地域の支援者たち、みんなが笑顔でいられるように、みんなでともに前を向いて歩んでいけるように、支援の質を高めてともに育っていけるように、地域のなかで安心してその人らしく生きていけるように、なでしこは取り組んでいきます。
行動指針
- な:仲間みんなで力を合わせ
多職種の職員が連携して、ひとつのチームとして一人一人の利用者のために取り組む - で:できることを常に探して
もっとできることがある、という気持ちで利用者のより豊かな生活を実現する - し:信じあえる関係をめざして
利用者とその家族に誠実に向き合い、信頼を得られるように努力する - こ:心のこもった支援を行う
相手の気持ちを尊重し、ひとつひとつ丁寧に心を込めて支援する
なでしこの目標
- わたくしたちは、重症心身障害児(者)のそれぞれのニーズに応じて、適切な医療、看護、療育、福祉サービスを提供いたします。
- わたくしたちは、一人ひとりを大切にし、御家族の方々とともに、豊かな人生を全うできるよう支援いたします。
- わたくしたちは、地域の医療機関、福祉施設、教育機関と連携し、地域生活が豊かになるように、地域の医療と福祉のネットワークの一翼を担います。
なでしこの課題
- 入所の日課・部屋割り・行事などの見直しをはかる
- 通所:学校卒業後の地域生活支援、学齢期の支援(夏休みなど)を支援していく
就学前の療育支援:特に医療的ケアを要する在宅障害児・者の支援をはかる - 人事異動・職員配置・勤務体制・ボランティアなどの整備を図る
重症心身障害児(者)施設の医療・療育・福祉
理念は何故必要なのでしょうか。理念とは「何を最高のものとするのかについての根本的な考え方」であります。例えると、理念は国でいう憲法に相当します。憲法のない国は国を運営できません。施設も同様で理念のなき施設は無目的に何に向かって取り組んでいるのか分からない、言わば、その日送りの施設運営と言えます。誰もが経験したことがあると思いますが、目標なく取り組むことは本当に苦しいことです。職員が混乱するだけでなく、被害が施設利用者に直結する大問題でもあります。
守る会などの組織は理念を掲げて重症児(者)の療育に取り組んでいます。