作業療法士 (Occupational Therapist ・OT)
作業療法では、粗大な運動機能と共に手指などの巧緻性や精神面・高次脳機能障害(言語・思考・記憶・行為・学習・注意などの知的な機能)にアプローチすることで、日常生活活動(ADL)においてこれらが発揮されるように生活障害に対して治療・訓練を行います。このため、作業療法を提供する場所は訓練室のほか、病室や病棟内の食堂、トイレ、洗面所など全ての生活空間が対象となります。たとえば、生活に必要な家事動作、趣味の活動、調理動作など、日常的に多く行う動作をリハビリのメニューに取り入れながら、患者さんの生活スタイルに合わせて、日常生活をうまく送るための身体機能を向上させていくことを目指します。また、患者さんが積極的に地域活動へ参加したり、社会生活に適応したりするための能力の向上も図ります。
ADL訓練
※実際の生活場面(病棟)でも訓練を行っています。
IADL訓練
※ADLハウスや屋外庭園にて日常的に多く行う動作を行います。
復職訓練
※余暇活動(自宅に帰って行う動作にもアプローチしています。)