ホームページ用 用語集
できるADL
能力的に本人様が行える能力(=リハビリ訓練中に行える能力)
しているADL
実際に病棟生活場面で本人様が行っている能力。
ADL設定表
患者様一人一人に対して「病棟リハビリ」「起き上がり」「移乗」「移動」「排泄」「更衣」についての介助方法・手順・注意点について記載しています。
※患者様の状態の変化により随時更新
ADL
「日常生活動作」と訳され、日常生活を営む上で、普通に行っている行為、行動の事です。具体的には、食事や排せつ、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさします。
IADL
「手段的日常生活動作」と訳され、日常生活を送る上で必要な動作の内、ADLより複雑で高次な動作の事です。具体的には買い物、洗濯、掃除等の家事全般や、金銭管理、内服管理、趣味のための活動をさします。
QOL
「生活の質」と訳され、人間らしく、満足して生活しているかを評価する概念です。
廃用症候群
病気やケガなどで、安静な状態が長期間続くと、筋肉の萎縮や拘縮が進行し体力が低下します。このような安静によって生じる、さまざまな心身の機能低下等の症状を廃用症候群といいます。
入院時合同評価
入院時に他職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・介護士)が一緒に患者様の状態を評価させていただき、「病棟リハビリ」「起き上がり」「移乗」「移動」「排泄」「更衣」について情報共有・交換することで質の高いケアを提供させていただきます。入院当日から統一したアプローチを展開します。
家屋調査
患者様の自宅環境・生活習慣・動線を把握し、必要な部分に対して住宅改修の提案をさせていただき、介護サービス(デイケア・デイサービス・ヘルパーなど)の利用を考えてもらうために行うものです。
⇒退院前のリハビリ目標を明確にするため。
⇒本人・家族様に退院後の生活をよりイメージしていただくため。
家族指導
患者様のご家族も一緒にリハビリに参加していただき、退院後の生活をよりスムーズに送っていただくお手伝いをさせていただきます。
リハカンファレンス
毎月、患者様の状態を主治医・担当リハビリスタッフ・担当病棟スタッフで把握し今後の方向性を明確にします。
デモンストレーション(デモ)
入院時の患者様・入院中の患者様の状態変化に合わせてリハビリスタッフが病棟スタッフに動作説明を行います。
「できるADL」を「しているADL」に結びつけるためにも行います。
病棟レクレーション
患者様の離床時間を促し、楽しい活動をすることで他者(患者様・病棟スタッフ)との交流を深めてもらいます。
病棟リハビリ
リハビリ時間以外に病棟スタッフともリハビリを行っていただきます。
⇒病棟スタッフに患者様の状態を伝達・把握してもらう。
⇒「できるADL」を「しているADL」に結びつけるため。